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社員対談


社員対談

“アスファルト合材”で県東部の生活に貢献
輝く先輩社員たちの対談インタビュー
■メンバー

A.S
入社13年目/土木部・土木一課(工事課長)

◆今後の目標:積算を使いこなせるようになる。先輩方が残してくれたすばらしい業績に負けないくらいの業績を残していく。

T.W
入社11年目/土木部・土木一課(係長)

◆今後の目標:後輩の育成に力を入れる。自分が担当した工事で「優良建設工事表彰」を授与される

Y.I
入社7年目/合材部・合材課(試験室)

◆今後の目標:品率管理以外にもプラントの機械設備などを深く学び、合材部の業務を総合的に見れるようになりたい

K.I
入社3年目/総務部・総務課

◆今後の目標:社会保険や労務関係に詳しくなる。建設業経理士の資格を取得する



山旺建設工業ってズバリどんな会社ですか?

A.S:事業のメインとなるのは「アスファルト合材」で、製造・販売・施工、さらには検査やリサイクルまでを一貫して行なっています。アスファルト合材というのは、アスファルトに砂や石などを配合した混合材料のことですね。みなさんが毎日目にする道路や駐車場のほとんどは、このアスファルト合材でできています。
Y.I:自社でアスファルトプラントやリサイクル設備を保有しているので、さまざまな案件に柔軟かつスピーディーに対応できるのが会社の特徴だと思います。あと、静岡県東部の中央に位置しているので、御殿場から下田までくまなくカバーできるのも強みです。お客さんにとって依頼しやくし、利便性の高い会社だと思います。

K.I:50年以上の歴史に裏打ちされた豊富な実績と厚い信頼も武器ですね。官公庁の仕事が多いので安定して仕事を受注できますし、影ながらではありますが「地域のインフラを支えている」という点で、地域になくてはならない会社のひとつだと自負しています。
T.W:アスファルトのみならず、河川工事、下水道工事、基礎工事や地盤改良工事など幅広い分野の工事も請け負っています。Sさんがおっしゃった通り、道路や駐車場をはじめ、学校、病院、公園、大型商業施設などの案件が多いので「街づくりに貢献している」「地域の安全を担っている」といったやりがいを感じることができますね。

所属する部署の仕事内容について教えてください。

A.S:私とWは土木部に所属しています。仕事内容は、舗装工事や土木工事といった公共工事の施工管理になります。現場での作業がほとんどですが、見積書や完成検査書類の作成といったデスクワークもありますね。
K.I:総務部での私の役割は、アスファルト合材の販売の受付業務です。毎日さまざまな注文が入るので、それらにひとつひとつ対応をしながら、発注・出荷の手配・伝票の発行…といった流れで仕事をしています。あと、給与計算もやっています。

T.W:取り引きのあるお客さんって100社以上あるし、注文ごとに数量や合材の種類もバラバラですよね。販売の受付って結構大変じゃないですか? まだ3年目ですし。
K.I:最近やっと慣れてきましたけど、入社当初は大変でしたね。最初に「アスファルトとはどういうものか?」という基礎的なところから教えてもらって、それからアスファルト合材の種類や特徴なんかをひとつずつ覚えていきました。
Y.I:私は合材部の中でも品質管理を担当しています。基本的には試験室に入り浸っての作業です。配合設計や品質管理、合材の使用許可を得るための試験などを行っています。
A.S:品質管理はIさん一人なんだよね。
Y.I:そうなんです。なので、フレッシュな“試験屋さん”を大募集しています(笑)。Iさんと同じく、私も入社当初はわからないことだらけでした。大学では生物系の学科だったので試験には慣れていたのですが、アスファルトは物理系ですからね…。とにかく片っ端から先輩に聞いたり質問をして、自分でもいろいろ勉強して、だんだんと知識などを吸収していきました。習うより慣れろじゃありませんが、実際に手を動かしながら覚える方が早いですからね。
T.W:確かに入社当初は覚えることだらけですよね。アスファルト合材についての知識はもちろん、施工管理をする上でも専門用語がいっぱいありますから。
K.I:でも、弊社ならみなさん親身になって丁寧に教えてくれる方ばかりなので、その点では心配いらないですよ。多少の時間はかかりますが、着実に戦力となる社員へと育ててくれます。

働く環境や社内の人間関係について教えてください。

A.S:お世辞抜きで良い会社だと思いますよ。社員同士の仲も良いし、景気などに左右されずに安定して長く勤められます。人生設計がしやすいですね。
T.W:社内の人間関係で悩むことはありませんね。例え気分が落ち込むようなことがあっても、すぐに周りの人がなぐさめてくれたり、笑いに変えたりしてくれます。新入社員や未経験者でもすんなり溶け込める環境だと思いますよ。あとやっぱり、製造(合材部)と施工(土木部)が同じ会社だというのが心強い。日頃からコミュニケーションを取ることで、何か問題が起きてもみんなで協力して解決方法を導き出す体制が整っています。部署間の垣根みたいなのもないし、みんながひとつのチームとしてまとまっている感じですね。

Y.I:私が良いなと思うのは、休日の日数。この業界って「休みが取れない」と思われがちですが、弊社に限ってはそんなことはありません。同業他社と比べると、頭ひとつ飛び抜けてるくらいじゃないかな。そのくらい十分な年間休日が確保されています。もちろん、繁忙期で休みが少ない月もありますが、その分、別の日に休ませてくれるし、有給休暇も取りやすいですね。
K.I:女性目線で言うと、家庭の事情などをかなり考慮してくれるのがありがたいです。子育てしながらでも働きやすいですよ。私は主人の転勤を機に静岡県に来て、子育てをしながら正社員で働ける会社を探していたんです。そこでヒットしたのがこの会社でした。面接の時に「家庭の急な用事とかお子さんの行事とか、気兼ねなく休みを取ってくれて構わない」と言ってもらえたのが入社の決め手となりました。残業も少ないので、無理なく仕事と家庭の両立ができています。
T.W:資格取得サポートもありますよね。土木施工管理技士や舗装施工管理技士など、受験にかかる費用はすべて会社が負担してくれます(3回まで)。あと、必要な講習会や勉強会があれば積極的に参加させてくれますね。
A.S:住宅手当が付くのも個人的にはすごくありがたいです。
Y.I:私は「個人教育シート」が働く上ですごく良いシステムだと感じています。社員一人ひとりの目標が可視化されることで、日々の業務の意図やその先にあるゴールが明確になるんですよね。

仕事のやりがいはどこに感じられますか?

T.W:ありきたりですが、お客さんや地域の方から「ありがとう」と感謝されるとうれしいですね。名前や看板が出るわけではありませんが、工事が完成すれば「この道路は私が造ったんだ!」と誇らしい気持ちになれますので。
A.S:道路の舗装工事だと特にそうですよね。「凸凹がなくなってキレイになった」とか「騒音が静かになった」とか言われるとがんばって良かったなと感じます。まぁ、工事中は「いつまでやってんだ!」と怒鳴られたりもすることもあるんですが(苦笑)。

T.W:協力業者さんや他の業者さんとの関わり合いだったり、地域住民の方とのコミュニケーションもすごく大事ですよね。学生時代だと限られた範囲の中での付き合いしかありませんが、この仕事をしていると本当にいろいろな人と接する機会があります。個人的にはそれがすごく楽しくて、いろいろな話をして、いろいろなことを教えてもらえることで、自分の成長につながっていると感じています。

A.S:ひとつとして同じ現場がないというのもモチベーションにつながりますよね。良い意味でも悪い意味でも飽きることがないというか(笑)。比較的簡単でスムーズな現場もあれば、現地を見た瞬間「冗談じゃねーぞ!」と思う難しい現場まで、本当に千差万別。だからこそ、これまでの経験や知識をを駆使して「どうすれば上手くできるか?」を考え、何とか完成までもっていけた時はこの上ない達成感がありますね。

T.W:大変だった現場の方が思い入れが強かったりしますよね。そこで得た経験が次につながりますし。Iさんはどういう時にやりがいを感じますか?
Y.I:配合設計で思った通りの合材ができた時ですね。実際に施工現場に赴くこともあるのですが、自分が設計した合材がきれいに敷かれているのを見ると「よっしゃ! 予定通りだ!」とうれしく思います。
K.I:この仕事をしているからなのか、アスファルト合材を見ると「美しいなぁ」って思うんですよね。
Y.I:そうなんです。プラントから黒々としたアスファルト合材が出てくるのを見るだけで感慨深くなります(笑)。自分が設計したものなら尚更です。
A.S:一種の職業病ですね(笑)。
T.W:職業病と言えば、古い道路と新しい道路の継ぎ目とか気になりませんか? 下手な舗装工事だと、車が継ぎ目に差し掛かかった瞬間、ガタン!ってなりますから。

A.S:わかる(笑)。「ウチだったらこんな雑な工事はしないのに…」って思うこともあるし、反対に「こんな舗装工事のやり方もあるんだ」って関心することも多々あります。
K.I:見方が変わりますよね。
A.S:家族で旅行している時でも、ふと「この道路はどうなってるんだ?」って立ち止まっちゃうんですよ。それで「旅行に来てまでそんな話しないで!」って妻から怒られたことがあります(苦笑)。
Y.I:私は公園ですね。公園って景観に重きを置いているのか、かなり特殊な合材を使っているんです。「ここにはこんな石を使ってるんだ」とか「この大きさの石を入れるのは珍しいな」とか、そういう目で見てしまいますね。
K.I:かなりマニアックですね(笑)。
Y.I:Iさんの職業病エピソードはないんですか?
K.I:職業病とはちょっと違いますが、少し前に面白いことがありました。プライベートである商業施設に遊びに行ったのですが、そこの駐車場に大きな水たまりができていたんです。すると次の日、お客さんから駐車場用のアスファルト合材の注文が入って、伝票に書かれた現場名を見てみると昨日行った商業施設(笑)。「あ、あのくぼみを埋めるのかな」って勝手に想像しちゃいましたね。

これまで携わってきた仕事で思い出に残っているものはありますか?

A.S:先ほども言った通り、難しい現場や予想外の問題が出てきた現場というのは思い出に残っていますね。掘ってみたら巨大な岩が出てきて工事が中断したり、悪天候が続いて日程が大幅に遅れてしまったり…。
T.W:アスファルトは温度管理がすごく重要で、そこで頭を悩ませることが多いですね。時間や気候に大きく左右されるので。寒かったり、強風の時って、すぐに合材が固まってしまうし、反対に猛暑の夏なんかはなかなか固まってくれない。ですので、土木部と合材部で密な連携を取って、無駄な待機時間や施工の遅れを極力少なくできた時に「あぁ、上手くいって良かったな」と感じますね。

Y.I:私が思い出すのは、黄色のアスファルトを設計をした時です。ご存知の通り、一般的なアスファルトというのは黒色なのですが、ホテルやスーパーなどの駐車場で色が付いたアスファルトというのもありますよね。あれは合材に塗料を混ぜて作るのですが、黄色や青色って意外と難しいんですよ。単に塗料を混ぜるだけだと、もとの黒色に負けちゃうんですよね。そこで、透明がかった特殊なアスファルトを使用して、まずは白色の塗料を混ぜ、その後に黄色の塗料を混ぜ込むという方法を考えたんです。これがすごく上手くいって、お客さんからも「想像以上に鮮やかで、とても良い色になりましたね」とお褒めの言葉をいただくことができました。
K.I:アスファルト合材って本当に奥が深いですよね。私は販売でお客さんとやり取りしていく中で、合材に関する専門的な話ができたり、聞かれたことにちゃんと説明ができたりすると「だんだんわかってきたなぁ」とうれしく思います。最近では、お客さんの要望に合わせてこちらから提案することにも挑戦していますよ。

最後に、山旺建設工業が求める人材について教えてください。

T.W:技術や知識は入社してからしっかり身に付けられるので、やる気のある人、体力のある人と一緒に仕事がしたいですね。
A.S:つねにプラス思考で、ある程度、肝が据わっている人が良いですね。あと、コミュニケーション能力も重要です。社内でも社外でもみんなとフレンドリーに付き合える人が良いかな。近年は女性も多く活躍しているので、興味のある人は積極的にチャレンジしてほしいですね。
K.I:弊社はまだまだ女性社員が少ないので、ぜひ来てもらいたいですね。もちろん総務部でも大歓迎です!
T.W:いわゆる“ドボジョ(土木建設の仕事に携わる女性)”ですね。確かに最近増えてきていますよね。

Y.I:品質管理で言うと、イチから新しいモノを生み出す作業が多いので、ものづくりが好きな人に向いていると思います。加えて、数字や計算が好きな人にもおすすめです。土木部同様、品質管理の仕事もつねに新しい場面の連続。単純作業とは真逆の世界ですので、私のような飽き症の人はぜひ手をあげてくださいね。
A.S:近年は大きな地震や異常気象の影響もあって、防災対策や復旧に関わる工事への注目度が高くなっています。私たちの仕事と言うのはインフラ整備だけでなく、地域の未来や人々の命を守るためのものでもあるんですよね。そう考えると、今後ますますニーズが増えていく業種だと思いますので、ぜひ一度、弊社の雰囲気や仕事内容を見てもらいたいですね。
Y.I:仕事としてなくなる可能性が少ない業種ですよね。将来に不安を覚えるようなことはないと思います。
A.S:そうですね。地元・静岡県東部の街づくりに貢献できる、やりがいと安定を兼ね揃えた仕事です。一緒にアスファルト合材のプロフェッショナルとして成長していきましょう!